桃田賢斗、圧倒ストレート勝ちで8強 復帰2戦目…「緊張しすぎて覚えてない」
「バドミントン・全日本総合選手権」(24日、町田市立総合体育館)
各種目の2回戦が行われ、男子シングルスは、1月に遠征先のマレーシアの事故で負傷し、23日に346日ぶりの実戦復帰を果たした世界ランク1位の桃田賢斗(26)=NTT東日本=がストレート勝ちし、準々決勝へ進んだ。
復帰2戦目も強い桃田を見せつけた。序盤は19歳の強気な攻めにリードされるも、次第に調子を上げ、ストレート勝ち。変わらぬ強さを示したが「緊張しすぎてどういう展開か全然覚えてない。返すのに精いっぱい。久しぶりの試合なのでソワソワする」と苦笑いだった。
昨晩は「寝ることはできた。漫画を読んだり、他のことに時間を使って寝るように工夫した」と気分転換に努めた。試合がない期間に「おなか一杯食べる分、練習した」と体重を2キロ減らして挑む今大会。3連覇に向け「あしたは出だしから自分のペースでいく」と誓った。