西日本王者の山本草太がSP6位 羽生と宇野の間で健闘「ホッとしている」
「フィギュアスケート・全日本選手権」(25日、ビッグハット)
男子ショートプログラム(SP)が行われ、西日本選手権の覇者、山本草太(20)=中京大=は82・60点でSP6位につけた。冒頭の4回転トーループは着氷しながらわずかに手をついた。しかし、その後はトリプルアクセル、ルッツ-トーループの連続3回転も決め、「何とかこらえることができたのでホッとしている」と振り返った。
前に羽生結弦、後ろに宇野昌磨という滑走順。重圧のかかる順番だったが、「自分としてはいい順を引いて、すごくいいイメージだった。いいグループで練習できた」と刺激を受けた。
SP6位。26日のフリーでも最終グループに滑り込み、羽生、宇野と再び同じ組で演技できることになった。優勝した西日本選手権のフリーでは、サルコー、トーループの2種類3本の4回転とトリプルアクセル2本の高難度の構成で臨んでいた。