羽生のスピン0点、レフェリー「競技終了までお答えできません」採点の公平性のため

 「フィギュアスケート・全日本選手権」(25日、ビッグハット)

 男子ショートプログラム(SP)が行われ、今季初戦となった五輪2連覇王者の羽生結弦(26)=ANA=は、SP103・53点をマークし、首位発進を決めた。初優勝を狙う鍵山優真(17)が98・60点で2位、5連覇を狙う宇野昌磨(23)=トヨタ自動車=が94・22点で3位につけた。

 圧巻の演技に見えたが、自己ベストの111・82点には届かず。原因は中盤のスピンだった。最後のジャンプのトリプルアクセル直後の足替えシットスピンが0点に…。10年バンクーバー五輪代表の織田信成氏は自身のツイッターを更新し、「可能性はスピン前のツイズルがスピンと判断された事になると思います」と、分析した。

 報道陣からの問い合わせに日本スケート連盟は、吉岡伸彦レフェリーの回答として「他にもノーバリュー(0点)の選手があります。採点の理由をお答えすると、その選手のみフリーの演技での修正が可能となり公平性にかけますので競技終了までお答えできません。現時点でお答えできることは、理由についてはISUテクニカルハンドブックの該当する箇所を読んで頂きたい、ということだけです。競技終了後であれば、説明いたします」と、文書を発表した。

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