羽生 プーさん落下に慌てる「痛かったか、お前?ごめんよ」…戯れ中継され「あっ」
「フィギュアスケート・全日本選手権」(26日、ビッグハット)
男子フリーが行われ、今季初戦となった五輪2連覇王者で、SP首位の羽生結弦(26)=ANA=は、合計319・36点で、5年ぶり5度目の優勝を飾った。同じく参考記録ながらスケートアメリカで世界王者のネーサン・チェン(米国)が出した299・15点を超える今季世界最高得点をマークした。
最終滑走で演技を終え、採点を見届けるキスアンドクライに登場。モニターを見ながら上着をはおろうとしていると、傍らに置いていた愛用のプーさんのティッシュケースに体が当たり、イスから落ちてしまった。
羽生は、気づくと「あっ」と声をあげ、「痛かったか、お前?ごめんよ」と撫でながら拾い上げた。
プーさんに、もう落ちないように「お前、ソーシャルディスタンスとっとけ」と言いながら、長いすの端のほうに座らせ、念入りにセッティングした。
ここでテレビ中継に映っていることに気づき「あっ、映ってた、ありがとうございました」と頭を下げてから採点を見守った。