ライスボウルの“時短”に関学大・大村監督は「メリットしかないです」
「アメリカンフットボール・ライスウル、オービック-関学大」(1月3日、東京ドーム)
学生代表で3年連続14度目出場の関学大が29日、オンラインでの取材に応じ、大村和輝監督は各12分の4クオーター(Q)制で行われる試合について「メリットしかないです。12分の中でやれば、チャンスが生まれるかもしれない」と話した。
19日に日本アメリカンフットボール協会が、試合時間を従来の各15分の4Q制から、各12分に短縮すると発表した。新型コロナウイルス感染拡大で練習時間に制約を受けるなどし、体力や競技力が備わっていないという現場の意見に応えたもの。
社会人王者オービックとの対戦を前に、大村監督は「(相手の大橋監督に)12分の方がいいですよね、という話はした。けがの心配もあるし、(学生と社会人の)力の差もある。見ている人も楽しめるし、(選手も)最後まで集中したプレーができる」と話した。
社会人王者と学生王者が顔を合わせるライスボウルは、2009年大会で立命大がパナソニック電工(当時)を破ったのを最後に、11年連続で社会人チームが勝利している。