スポーツ入国特例措置を一部停止へ コロナ変異種で政府

 2021年に延期された東京五輪・パラリンピックに向けた国際大会や強化合宿に参加する外国の選手、スタッフの入国を認めるスポーツの特例措置に関し、政府が新型コロナウイルスの変異種が確認された一部の国・地域の適用を停止する方針を日本オリンピック委員会(JOC)などに伝えたことが29日、分かった。期間は21年1月末まで。

 今回適用が停止となる対象は英国や南アフリカ、フランス、イタリア、ベルギーなど。さらに対象国・地域から帰国する日本選手の自主待機措置の緩和がなくなる。東京大会の開催に向け、感染防止を徹底することになった。

 国内プロリーグなどの外国人選手の入国を認める特例措置も同じように一部停止される可能性がある。

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