B1広島で9人目の新型コロナ陽性判定者 1月2、3日の秋田戦は予定通り開催
バスケットボールのB1広島は31日、クラブスタッフに新たに新型コロナウイルス陽性判定者1人が出たことを発表した。広島市保健所では、この陽性判定者の行動歴を確認し、濃厚接触者を調査している。
広島は29日に3人、30日に5人の陽性判定者が出たことを発表しており、今回で9人目となる。内訳はフロントスタッフ8人、チームスタッフ1人。保健所に濃厚接触者と判断されたスタッフは4人いるが、いずれもPCR検査の結果は陰性で、現在は外出自粛の措置が取られている。
また、その他の接触者と判定された選手1人とチームスタッフ1人もPCR検査の結果は陰性だったため、今後もチームに帯同。1月2、3日の秋田戦(エフピコアリーナふくやま)は予定通り開催することになった。
今後の対応について、広島は「当該従業員を待機措置とし、管轄保健所の指導のもと、濃厚接触者の調査へ協力を進めてまいります。弊社では12月14日より社内独自の新型コロナウイルス感染症対策として、業務グループを分けたうえでの分散出勤ならびに在宅業務を実施しております。このうち1グループ内で昨日までに4名の感染者が発生しており、本事象において新たに感染した1名も同グループにて勤務しております」とコメント。
さらに「現時点でこのほかに新型コロナウイルス感染症を疑うべき症状等を訴える選手、チームスタッフ、フロントスタッフはおりません。また、Bリーグでは該当者のプライバシーおよび人権保護の観点から、個人名の公開は原則として差し控えております」としている。