「箱根駅伝・往路」(2日、大手町~神奈川県箱根町芦ノ湖駐車場)
様々な要素が絡み合い、箱根路に波乱を呼んだ。
異変は1区から。各校がスピードランナーを揃えた中、最初の1キロが3分33秒。テレビ解説を務めた瀬古利彦氏が「史上最も遅いのではないか」と話すほど、異例の超スローペースで、有力校のリズムが崩れた。以降の区間は向かい風にさらされ、山の5区では気温の低下から、足がけいれんする選手が続出などスピードよりも忍耐が試される状況に。創価大の往路優勝タイムは2020年の青学大の5時間21分16秒と比較し、約7分も遅かった。