創価大・榎木監督、優勝できるチームづくり「2年では早いと言われてるのかな」
「箱根駅伝・復路」(3日、神奈川県箱根町芦ノ湖駐車場~大手町)
往路優勝の創価大は9区まで首位を守り、3分19秒差をつけてアンカーの小野寺勇樹(3年)へとたすきをつないだが、最後に力尽きた。
夢の総合初制覇にはあと一歩届かなかった。榎木和貴監督は日本テレビ系による中継でのインタビューなどで「(ゴールまで)あと10キロで(2位との差が)2分あったので何とかなるかと思ったが、力がなかった」と悔しそうな表情。「選手はよく戦ってくれた。ただ、アンカーにしっかりと走れる選手を起用できなかったのは指導力不足。選手が悪いわけではない」と反省の弁を述べた。
ただ、当初の目標である総合3位は達成し、大会を大きく盛り上げた。「2位ということで、目標は達成したので前向きに捉えたい。優勝のゴールテープを切れなかったのは来年の課題。指導者として、優勝するチームづくりはまだまだ2年では早いと言われているのかなと。しっかり引き締めて、もう一回チーム作りを立て直したい。往路は想像以上の走りをしてくれて、頼もしいチームだった。この悔しさを忘れず、しっかり準備したい」と雪辱を誓った。