オービックが7年ぶりV 社会人王者の実力みせた!主将「全員でもう1回連覇したい」
「アメリカンフットボール・ライスボウル、オービック35-18関学大」(3日、東京ドーム)
社会人王者のオービックが学生王者の関学大を破り、7年ぶり8度目の優勝を果たした。最優秀選手賞はオービックのWR野崎貴宏(26)が選ばれた。新型コロナウイルスの影響を受けたことを踏まえ、今大会は従来の各15分の4クオーター制から各12分に短縮された。
7年ぶりにライスボウルの舞台に帰ってきたオービックが、その強さを証明した。大橋ヘッドコーチ(HC)は「Xリーグ代表としての使命を果たした。ホッとした」と安どの表情だった。
先制を許し「学生チャンピオンの底力を感じた」(大橋HC)と言うも、瞬く間にTDへとつなげる王者のプライドが、学生王者の夢を砕いた。第3Qで奪ったTDは1本目が攻撃時間わずか1分13秒。2本目はファーストプレーがTDにつながり、11秒で7点を加点した。「きれいに行き過ぎた」と指揮官は言うが、社会人王者の実力そのものだった。
「全員でもう1回連覇したい」と地村主将。久々の日本一に輝き、王者オービックが誇りを取り戻した。