石川祐希21年は「希望の種に」コロナ感染、五輪は「やってほしい」も「難しい判断」

 バレーボール男子日本代表のエースで、イタリア1部リーグでプレーする石川祐希(25)=ミラノ=が4日、オンラインで取材に応じ、今年の抱負に「希」と漢字一字を掲げ、「希望があふれる年であってほしいなという思いも込めて。僕自身プロアスリートとして希望の種になれる年にしたい」と意気込んだ。

 昨年12月上旬に新型コロナウイルスに感染し、今月3日のヴェローナ戦にスタメン出場で試合復帰。約1カ月ぶりの実戦に「試合勘が全くなかった」としたが、15得点とブランクを感じさせなかった。現在は嗅覚と味覚に影響が少し残っているものの「体調は問題なく過ごしている」という。

 1年延期となった東京五輪については「正直、やってほしい。アスリートとしてオリンピックの舞台は特別だと思うし、そこでプレーしたい気持ちは強い」としながら「今の世界情勢を考えると難しい判断だと思う」と石川。自身がコロナに感染した経験を踏まえて「健康で、元気であることが1番。人々の健康だったり命を最優先に(開催するか)考えてほしい」と話した。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス