京都成章が初の決勝進出!東福岡と準決勝の壁突破「MVPは全員」
「全国高校ラグビー・準決勝、京都成章24-21東福岡」(5日、花園ラグビー場)
京都成章(京都)が7度目の優勝を狙った東福岡(福岡第1)を3点差で退け、初の決勝進出を決めた。
前半8分にラックからロック本橋拓馬(3年)が先制トライ。13分に東福岡にトライを返されたが、前半終章間際の28分にWTB中川湧真(2年)がトライして前半を12-5のリードで終える。
後半も一進一退の攻防が続いたが、17-14の5点リードで迎えた23分にフランカー四宮勇斗(3年)がトライを決めた。
東福岡には89回大会準決勝で12-67で大敗。96回大会準々決勝でも22-28で敗れており2戦2敗だった。また、ベスト4には過去3度入っているが、3度とも準決勝敗退。ついに東福岡と準決勝の壁を突破した。
湯浅泰正監督は「子どもたちの努力がすべて。MVPは全員です」と選手をたたえた。CTB辻野隼大主将(3年)は「目標は日本一と掲げていた。成章ディフェンスを決勝でも見せて絶対優勝します」と力を込めた。