東福岡は追い上げ届かず 監督は涙「仰星さんの思いを背負ってやりました」

 「全国高校ラグビー・準決勝、京都成章24-21東福岡」(5日、花園)

 全国制覇6度を誇る東福岡は8大会連続の準決勝に臨んだが、3点差の接戦の末、敗退した。

 最後は紙一重だった。10点ビハインドの後半27分にLO本田啓(3年)がトライ。その後、ゴールキックも成功して3点差まで詰め寄った。ロスタイムは1分には、京都成章のキックオフを自陣で受けて相手陣へ攻め込んだが逆転までには及ばなかった。

 それでも、藤田雄一郎監督は「楽しかった。(京都)成章さんが大きなFWと良いディフェンスで思い通りにいかなかったけど、やりきりました」とすがすがしかった。

 ただ、準々決勝で、後半ロスタイム18分を越える激闘を演じた東海大仰星のことに触れた場面は思わず涙も。「(東海大)仰星さんの思いを背負ってやりました」と藤田監督。時折、言葉を詰まらせながら敗戦を振り返っていた。

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