山下JOC会長 五輪へ決意「心一つに取り組む」
日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長(63)が5日、都内の事務所で年頭あいさつを行った。
新型コロナウイルスの影響で1年延期となった7月の東京五輪に向けて「まだまだコロナ禍で大変厳しい状況ですが、終息に向かい、安心安全の形で東京五輪・パラリンピックが開催できるように、我々が成すべき事、できることを集中して、心一つにして取り組んでいく」と改めて大会への決意を語った。
ただ、いまだ感染拡大は続いており、政府は7日にも1都3県への緊急事態宣言を発令する見通し。不安が募る年明けとなった。それでも山下会長は「安全安心を確保しての東京2020開催に揺るぎない決意を持っている」と力を込めた。