「バレーボール・全日本高校選手権」（６日、東京体育館）

　男子２回戦が行われ、連覇を目指す東山（京都）が東海大相模（神奈川）を２－０で下し３回戦に進出した。

　この日が初戦となった東山は素早いトスからの強打などで第１セットを先取。第２セット序盤は相手のペースにのまれたが、中盤に逆転し勢いを取り戻した。

　東海大相模の最高到達点３５５センチを誇り、世代ナンバー１アタッカーとの呼び声が高い西山大翔には３枚のブロックで対応。昨年王者の強さを見せつけるストレート勝ちに、豊田充浩監督（５２）は「昨日の１回戦がない状態でも入りは良かった。対策もこちらが思っているようにばっちりはまっていたので、選手も余裕を持ってやることを分かっている状態でできていた」と、うなずいた。

　３回戦は身長２１０センチの牧大晃擁する高松工芸と対戦する。高さのある相手が続くが、花村和哉（３年）は「高いところから打ってくるけど、ブロックの間から抜けてきたボールを上げて今日みたいにスパイクで点を取って、今日ぐらいの感じでいきたい」と意気込んだ。