白鵬が陽性の宮城野部屋 他の力士・関係者らは全員陰性 協会が発表

 「大相撲初場所」(10日初日、両国国技館)

 日本相撲協会は6日、宮城野部屋(東京都墨田区)所属力士ら関係者の新型コロナウイルス検査結果に関し、全員が陰性だったことを発表した。5日に同部屋の横綱白鵬(35)=宮城野=が感染したことが発覚。接触した関係者がPCR検査を受けた。

 白鵬は初場所を休場となる。白鵬以外の同部屋力士に関して、芝田山広報部長(元横綱大乃国)は「検査しているということで、濃厚接触者にあたる可能性があります」とし、感染拡大防止のため、休場措置を取る可能性を示唆した。

 また年明け、幕内格行司の木村元基が感染した湊部屋では関係者がPCR検査を受けたが全員が陰性だった。

 昨年大みそかに12人の集団感染が発生した荒汐部屋の力士は幕内若隆景、十両若元春ら全員が休場となる。

 番付に関しては、秋場所をコロナ感染で全休した玉ノ井部屋の力士同様、据え置き措置が取られる見通し。

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