大相撲の小結御嶽海は8日、初場所(10日初日・両国国技館)へ向けて東京都墨田区の出羽海部屋で、基礎運動などで調整した。昨年12月に28歳になり、報道陣の電話取材に「ぐずぐずしていられない年になった。優勝して大関に上がりたい」と新年の抱負を述べた。
年明けは3日から三段目力士らと一日20番ほど取ってきた。出羽海部屋は他に関取がいないため、状態については「始まってみないと分からない」と慎重な口ぶりだ。角界も新型コロナウイルスの影響を受け、自身も8日にPCR検査を受けたが、動揺はなく「自分のことだけ考える。(白星は)2桁を狙う」と意気込んだ。