大阪国際滝井が前回優勝校にストレート勝ち 序盤13点リード「1点1点挑戦する気持ち」
「バレーボール・全日本高校選手権」(9日、東京体育館)
女子準決勝が行われ、大阪国際滝井(大阪)が前回覇者の東九州龍谷(大分)を3-0で下し、決勝に進出した。
大阪国際滝井はエースの中本柚朱(ゆず、3年)を中心に開始から連続で13点を奪い、勢いをつけるとそのまま第1セットを先取。第2、第3セットは東九州龍谷もリズムを取り戻したが、堅守とスピードのあるコンビバレーで前回優勝校にストレート勝ちした。
序盤に13点差をつけて主導権を握った試合に主将の鹿嶋明里(3年)は「勝ちに行くというよりは1点1点挑戦する気持ちで戦おうと話していた。欲がなかったので、あそこまで点数がひらいた」と振り返った。
決勝に向けて、エースの中本は「勝ち負けを考えるんじゃなくて、目の前の1本1本何をすべきなのかを考えてやっていけたら」と意気込んだ。