綱とり貴景勝は初日黒星 かど番2大関は朝乃山敗れ、正代は白星 異例場所で波乱の初日

御嶽海(手前)に押し出しで敗れた貴景勝(撮影・佐藤厚)
御嶽海(右)に押し出しで敗れる貴景勝(撮影・西岡正)
御嶽海(手前)に押し出しで敗れた貴景勝(撮影・佐藤厚)
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 「大相撲初場所・初日」(10日、両国国技館)

 新型コロナウイルスの影響で、関取に15人、腰痛の横綱鶴竜を含めると16人の休場者が出ている異例の場所が初日を迎えた。綱とりの大関貴景勝(常盤山)は小結御嶽海(出羽海)と結びの一番で顔をあわせ、敗れた。

 立ち合い当たっていって押し込みたい貴景勝だったが攻略しきれず。御嶽海に体を入れ替えられると、引いてしまい、そのまま土俵を割った。

 かど番の2大関は明暗が分かれた。朝乃山(高砂)が大栄翔(追手風)の突き押しに後手に回り、初日黒星を喫した。正代(時津風)は一気に前に出て、北勝富士(八角)を寄り切った。

 大関復帰を目指している関脇照ノ富士(伊勢ケ浜)は、琴勝峰(佐渡ケ嶽)を力強く押し倒して初日白星とした。

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