川淵三郎氏、東京五輪「国を挙げての成功は難しい」世論調査の否定的意見受け
Jリーグ初代チェアマン、元日本サッカー協会会長で、東京五輪では選手村の村長を務める川淵三郎氏が16日、ツイッターを更新。コロナ禍の中、東京五輪、パラリンピック開催について世論調査では否定的な意見が多くを占める中、思いをつづった。
「感染拡大時にオリパラなんて以っての外と世論の8割の意見。オリパラの最終決定は私見だが3月末頃か。IOCの判断に日本は従う事になる。それまで選手は勿論オリパラ関係者は必死で準備しなければならない。中止は8割の人が納得し決行は2割の人が喜ぶ。その割合が増えない限り国を挙げての成功は難しい。」
川淵氏は15日にもツイッターを更新。「IOCがオリパラを強行開催しようとするのは高額な放送権料の為だとメディアはいう。仮にそうであっても日本社会に与えるポジティブな影響という視点から見てみよう」とした上で「暗く陰鬱な社会を、十分なコロナ対策を講じた上でのオリパラ開催は人々に夢と勇気と希望を与える唯一最大のイベントだと思う」と、大会開催の意義を強調していた。