ハンドボール・日本が強豪クロアチアとドロー発進!GK岩下が好セーブ連発
「ハンドボール男子・世界選手権」(15日、エジプト)
1次リーグC組の日本は初戦で前回大会6位の強豪クロアチアと29-29で引き分けた。金星は逃したが、主将の土井レミイ杏利(大崎電気)は「われわれにとっては歴史的な試合になったと思う」と実感を込めた。
2年前は1勝もできず最下位に沈んだ日本。GK岩下祐太(トヨタ紡織九州)が好セーブを連発し、前半を17-14で折り返した。試合終了まで残り10秒を切ってから7メートルスローで追い付かれたものの、貴重な勝ち点1を手にした。
4チームずつ争う各組の上位3チームが2次リーグに進む。シグルドソン監督は「勝つチャンスはあったが、現実的に考えて素晴らしいパフォーマンスだった。間違いなく、将来につながる」とたたえた。