ショートトラック男子は渡辺啓太が2大会連続総合優勝 「素直にうれしい」
「スピードスケート・ショートトラック・全日本選手権」(17日、帝産アイススケートトレーニングセンター)
男子2種目が行われ、18年平昌五輪代表の渡辺啓太(28)=阪南大職=が1000メートルで1位、3000メートルで2位に入り、2大会連続の総合優勝を果たした。今大会は3月にオランダで開催予定の世界選手権の代表選考会を兼ねて実施された。
渡辺は1000メートルと1500メートルで2冠を達成。500メートルは3位、3000メートルは2位と4種目全てを3位以内にまとめ上げた。2位以下を突き放した圧勝での総合連覇に「素直にうれしい」とはにかんだ。
また、総合優勝のカップとともに5枠中4枠埋まっている世界選手権男子代表のラスト1枠を手にした渡辺。「世界選手権の内定組がいない中だったけど、優勝することでしかそこの枠には入れないという、ものすごい緊張がある中でこの体験をして、なおかつつかみ取れた経験は自分の中で大きい」と収穫を語った。