NBA、コロナ影響で相次ぐ試合延期… 「バブル」での開催も検討か
米プロバスケットボールNBAは18日、八村塁(22)の所属するウィザーズが20日(日本時間21日)のホーネッツ戦を延期すると発表した。検査で陽性となったと発表された6選手に加えてさらに選手1人の陽性が判明し、13日から5試合連続で延期。チームによって日程消化もばらつきが出始めた。
NBAは下部リーグと行き来できるツーウエー契約の2選手を加えた17人で1チームを構成し、今季は試合の出場登録を通常より2人多い15人としている。ただ陽性者と濃厚接触したと認定された場合はベンチ入りできず、試合に必要な8選手がそろわない事態にチームは苦しんでいる。
中断もあった昨季は外部との接触を遮断した「バブル」の環境下で7月下旬にリーグを再開し、感染者を出さずに終えた。今後延期がさらに増えれば、昨季同様の対応が必要となる可能性もある。
隔離生活で精神面の負担を訴える選手も出たバブルでの開催について、レーカーズのジェームズは「バブルのことを聞かれると、心的外傷後ストレス障害(PTSD)になる」と嫌悪感をあらわにした。