幕下 将豊竜が無傷の6連勝“弓取り経験者関取”へ前進
「大相撲初場所・11日目」(20日、両国国技館)
西幕下8枚目の将豊竜(時津風)が朝興貴(高砂)との全勝対決を制し、無傷6連勝に伸ばした。現在、弓取り式を務めており、皇牙以来、弓取り経験者での関取昇進へ“王手”をかけた。
「緊張感しかない。きのうはしんどかった」と連勝街道に緊張は高まるばかり。それでも、場所に入れば相撲にだけ集中。「まわしを着けたら勝つことだけ」と、うまくスイッチは切り替わる。
コロナ禍の中、トレーニング、食事面もすべて見直して、強化してきた。「誰よりもやってきた。それが成果としてあらわれてうれしい」とうなずく。
優勝を争う同部屋の大関正代とともに、歓喜の場所としたいところだ。