張本智和 再起の1勝“チョレイ”も全開「納得できるボールあった」
「卓球・Tリーグ、東京4-0彩たま」(20日、朝霞市立総合体育館)
東京は、東京五輪代表の張本智和(17)が第3試合で神巧也を3-0のストレートで下し、チームの勝利を決めた。
全日本選手権ではまさかの8強で散ったが、再起の快勝となった。張本は全日本選手権では新型コロナウイルス感染対策で自粛せざるを得なかった、得点時の発声も心置きなく全開。「久しぶりの緊張感の中、勝てたことは何よりも良かった」とうなずいた。
今季初の有観客試合で206人の観衆が見守った。「久々に観客の方がいて、全日本選手権の時より2、3倍緊張した。足が動かないし、頭真っ白」と明かしつつも、本来のプレーを随所に披露。「久しぶりに納得できるボールが何本かあった。こういうプレーができれば(自身にとって好調だった)全盛期に近づける」と復調に自信をのぞかせた。
リーグ戦が約1カ月ぶりに再開し、2位の東京が最下位の彩たまを4-0で下して勝ち点を25とした。今季初となる有観客で行われ、新型コロナウイルス感染対策がなされる中、観衆206人が観戦。東京は、東京五輪代表の張本智和(17)、水谷隼(31)がそろい踏みし、全日本選手権で初優勝を果たした及川瑞基(23)も勝利を挙げた。