春場所開催方式は理事会で審議へ 初場所後2週間は外出・帰省には師匠の了解必要

 「大相撲初場所・13日目」(22日、両国国技館)

 日本相撲協会は22日、執行部の定例会を開き、春場所(3月14日初日、エディオンアリーナ大阪)に向け、話し合った。1年ぶり地方場所となる大阪での開催を決めているものの、首都圏も関西圏も緊急事態宣言が2月7日まで発令されており、先行きは不透明。初場所後、28日の理事会で開催方式に関し、審議されることになる。

 また、場所後の2週間の行動に関し、各部屋に通達した。電話取材に応じた芝田山広報部長(元横綱大乃国)は「政府から緊急事態宣言が出されている。食事に行っても夜8時までと時間は守るように」と説明した。

 マスク、消毒を徹底し、人混みを避けることはもちろん、国民への要請を聞いて行動を慎むよう、注意喚起した。場所後2週間に関しては外出、帰省など、部屋の師匠の了解を取って行う。

 今場所前は各部屋の力士が参加し、両国国技館内の相撲教習所で合同稽古を行ったが、春場所前は可能かも今後の状況次第。横綱白鵬は今場所前の合同稽古参加しており、年明けに新型コロナウイルス感染が判明した。

 芝田山部長(元横綱大乃国)は「あした感染症の先生が来るし、先生方の話も聞き検討していくしかない。九重部屋で最初の陽性者が出てから、5、6日たってから感染者が出たことも含めて先生方の話を聞いていかないと。いろんな状況も違ってきているわけだから」と話した。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス