山下泰裕会長、バッハ発言明かす英紙の五輪中止決定報道「フェイクニュースだ」
日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長(63)は22日、国際オリンピック委員会(IOC)とのオンライン会議に出席した後、都内で報道陣の取材に応じた。
英紙「タイムズ」が与党幹部の話として東京五輪を非公式ながら中止せざるを得ないと結論付け、32年開催を目指していると報じた件について、バッハ会長が「ルーマー(噂)だ。フェイクニュースだ」と一蹴したことを明かした。
山下会長によると、バッハ会長は今夏の開催を強調。ただ、大会については「我々には柔軟性と妥協が必要。競技に集中する必要がある。特別な環境に対応が必要になる」とのコロナ対策のため、様々な制約が加わるとの認識を示したという。