池江璃花子、復帰後初の100M自由形は56秒16 日本選手権参加標準記録突破

女子100メートル自由形 予選で力泳する池江璃花子=東京辰巳国際水泳場(代表撮影)
女子100メートル自由形予選を終えた池江璃花子=東京辰巳国際水泳場(代表撮影)
女子100メートル自由形予選、レースを終え引き揚げる池江璃花子(代表撮影)=23日、東京辰巳国際水泳場
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 「競泳・北島康介杯」(23日、東京辰巳国際水泳場)

 女子100メートル自由形予選が行われ、池江璃花子(20)=ルネサンス=は56秒16だった。14組5レーンで出場し、3番手でターンし2着。全体の6位で決勝進出を果たした。開幕まで半年に迫った東京五輪の代表選考会を兼ねた、4月の日本選手権(東京アクアティクスセンター)の参加標準記録56秒53も突破した。

 池江は長期の入院生活を経て、昨年8月に約1年7カ月ぶりに実戦復帰。復帰後、個人種目は50メートル自由形のみの出場だったため、2021年初レースで初めて100メートルに挑戦した。

 当初は10日の東京都新春競技会100メートル自由形に出場予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響を考慮し回避。12月の日本選手権は強化に専念するため欠場しており、10月の日本学生選手権以来、復帰後3戦目となる。

 女子100メートル自由形は、池江自身が日本記録52秒79を持つ種目。

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