正代は朝乃山に敗れる 行司と接触、回り込めず ともに11勝4敗
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「大相撲初場所・千秋楽」(24日、両国国技館)
大関正代(時津風)は結びの一番で大関朝乃山(高砂)と対戦。押し出しで敗れて4敗目を喫した。勝った朝乃山も11勝4敗で終えた。
すでに1差で追っていた大栄翔(追手風)が優勝を決めた後の一番だった。立ち合いで押し込まれた正代は、回り込む際に行司とぶつかり、進路をふさがれる形になってそのまま押し出された。
11月場所をケガで途中休場し、かど番で迎えた今場所。両横綱は不在、大関・貴景勝(常盤山)も10日目以降休場となり、幕内最上位となった。11日目で大栄翔と2敗で並んだ。4日間で4つの物言いがつくなど、際どい相撲を繰り広げながら意地は見せたが、前日14日目に照ノ富士(伊勢ケ浜)に敗れ一歩後退。これが痛恨だった。