松生理乃がV 大躍進の1年「ビックリの方が大きい」フィギュア国体少年女子
「愛知国体・フィギュアスケート少年女子」(28日、ガイシプラザ)
フィギュアスケート少年女子フリーは、ショートプログラム(SP)首位の松生理乃(まついけ・りの、愛知)がフリー1位の124・87点、合計188・42点で優勝した。
「緊張してしまっていた」と吉田。ダブルアクセルで着氷が乱れるなど、演技序盤はミスが続いた。それでも「落ち着いて、落ち着いてと言い聞かせて、いつも通りやればいい演技ができると」と演技中に気持ちを切り替え、以降は全ての要素で加点を引き出した。
今季は昨年11月の全日本ジュニア選手権、24日まで開催されていた高校選手権で優勝。NHK杯で3位に食い込み、昨年末の全日本選手権では4位となるなど、躍進の1年となった。「どの試合も大きいミスなく終えられた。メンタル面で強くなってきたと思う」と松生。「今シーズンの成績にはビックリの方が大きくて。もちろん上に行くことを目指してやってきたけど、ここまでの成績を残せるとは思っていなかったし、本当にいいシーズンだった。成長できたシーズンだったと思います」と話した。