坂本花織がV、開催予定の3月世界選手権へ「パーフェクトな演技ができたら」

成年女子フリーで演技する坂本花織=名古屋市ガイシプラザ(代表撮影)
成年女子で1位となった兵庫県の坂本花織(左)と三原舞依=名古屋市ガイシプラザ(代表撮影)
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 「愛知国体・フィギュアスケート成年女子」(30日、ガイシプラザ)

 フィギュアスケートの成年女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)首位発進の坂本花織(兵庫・神戸学院大)がフリー149・33点、合計227・78点で優勝した。

 アップテンポなプログラム「マトリックス」をしっかりと表現した。2つめのジャンプである3回転フリップ-3回転トーループがやや乱れたが、スピンやステップは全て最高評価のレベル4を獲得。その他はミスなく演技をまとめた。

 「前半が危うかったのでだいぶひやっとしたけど、後半はいつも通り大きく跳べたので、プラマイゼロかなという感じ」と坂本。「前半悪かっただけに後半、自分の中ではよく動けたと思うので、そこが1番良かった」と振り返った。

 次戦は29日にISUが開催の方針を発表した、3月の世界選手権(ストックホルム)。「2年前は5位という成績で、フリーでノーミスできなかった。2年ぶりの世界選手権でパーフェクトな演技ができたら」と話した。

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