B1広島が連敗を17でストップ「あすも切り替えて」昨年11月11日以来80日ぶり勝利
「Bリーグ、広島73-70横浜」(30日、横浜国際プール)
西地区最下位の広島が東地区8位の横浜に勝ち、連敗を17で止めた。昨年11月11日の京都戦以来、約2カ月半ぶりの勝利。今季成績は5勝26敗となった。
広島は第1クオーターを22-18とリード。第2クオーターも終了間際に主将の朝山正悟が2本の3点シュートを決めるなどして45-36で終えた。第3クオーターでさらに61-46とリードを広げたが、最終クオーターに入ると激しい追い上げに遭い、最後はからくも3点差で逃げ切った。エチェニケが21得点、12リバウンドの活躍で勝利に貢献した。
堀田剛司監督は「自分たちがやろうとしているオフェンス、ディフェンスはある程度で遂行できたが、リバウンドやセカンドチャンスでのミス、イージーなターンオーバーなどは直していかないといけない。あすの試合も切り替えて自分たちがやろうとしているバスケットを遂行していく」と話した。
朝山主将は「第4クオーター頭までは自分たちバスケットができていたが、課題であるゲームの締め方、終わり方にまた大きな課題が出た。そこが自分たちの弱さでもあると思う」と振り返り、「広島のファンの皆さんにはもどかしい思いをさせているが、どんな状況でも前を向いて頑張っていきたい」と口元を引き締めた。