八村塁、実戦復帰で9得点 シーズン中では異例の居残りシュート練習
「NBA、ウィザーズ100-116ホークス」(29日、ワシントン)
ウィザーズの八村塁(22)は本拠地ワシントンでのホークス戦に先発し、24分5秒の出場で9得点、5リバウンドだった。新型コロナウイルス感染防止規定の対象から外れ、11日以来の実戦復帰だった。チームは100-116で敗れた。
八村にとって試合から離れた影響は大きかった。フィールドゴールを9本試み、決めたのは3本。得意のミドルシュートを外し、リズムに乗れなかった。ブルックス監督は「彼は安定して15点前後取れる力がある。ここから良くなるはずだ」ともどかしそうだった。
試合後、練習着に着替えた八村はアシスタントコーチと再びコートへ。フリースロー、ミドルシュート、ドリブルで切り込んでからのレイアップと約20分間、シュートを打ち続けた。レギュラーシーズン中の居残り練習は極めて異例だ。
新型コロナ感染者が相次いだ影響で延期が続いたチームは、24日に試合を再開したが4連敗。3勝12敗の厳しい状況を打破するために、八村も本調子を取り戻すことが求められる。