八村塁「どうしていいかわからない」NBAの新たな新型コロナ防止規定に戸惑い

 NBAウィザーズの八村塁が30日(日本時間31日)、リモート取材に応じ、新型コロナウイルス感染防止規定による約2週間の隔離期間と18日ぶりに戦列復帰した前日のホークス戦を振り返った。

 12日にチームから感染防止規定の対象となったことが発表され、約2週間の自主隔離を経験した八村は「僕は大丈夫でした」と自身の状態を説明。「フィジカル的にもメンタル的にもシーズンの状態を保つのがすごい大変だった」と振り返った。

 リーグはウイルス感染防止を徹底するため、昨季以上に規定を厳格化。八村は「今までと違って自由に体育館に行っていつでもシュートを打てるわけではない」と具体例を挙げながら「どうしていいかわからない。今までなかったルールがあるのでルーティンをつくっていくのが難しい」と戸惑いを口にした。

 18日ぶりの復帰戦となった前日のホークス戦はスタメンで24分間プレーし、9得点、5リバウンド、1アシスト。ダンク2本、3点シュート1本を成功させた。しかし、FG成功率は33%(3/9)とやや精彩を欠き、チームも完敗した。

 同規定により選手がそろわず、チームは13日のジャズ戦から22日のバックス戦まで5試合を延期。チーム練習もままならない状態が続き、試合再開後は今季ワーストの4連敗。ここまで3勝12敗で東カンファレンス最下位に沈んでいる。

 八村は試合後に約30分の居残り練習を行った理由を「バスケに集中できるような環境をつくっていきたいと思っている。バスケ漬けにしていかなきゃいけない」と説明。「負けるのは嫌い。チームの雰囲気は悪くないですけど、みんな、ストレスはたまっている。チームとしてケミストリーを上げてどんどん勝っていきたい」と巻き返しを誓った。

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