TikTokクリエイター・レミたん 配信きっかけは競技への思い

 フォロワー数約170万人という人気TikTokクリエイター「レミたん」こと、ハンドボール日本代表主将の土井レミイ杏利が、30日、TBS系「新・情報7daysニュースキャスター」に出演し、知名度向上に込めた思いを語った。

 エジプトで開催されたハンドボールの世界選手権に出場した土井は、27日に帰国して自宅での隔離期間中。番組の取材に、TikTokでの顔芸のルーツは映画「マスク」で知られる米俳優ジム・キャリーであることなどを明かした。

 「ハンドボールを広く知ってもらいたい」とTikTokを始めたが、若者の中には「レミたん」が選手であることを知らない人も多いという。ハンドボールの動画をアップしても、興味を示してもらえないことも多かった。そこで「まず自分に興味を持ってもらって、後付けでいいからその流れでハンドボールに興味を持ってくれるんじゃないかなと思って」TikTokに挑戦し始めたという。

 最近では、ハンドボールの動画の数をしぼることでインパクトを強める戦略を取っている。「『TikTokから来ました』というお客さんで埋めてみたいですね、会場を」とハンドボールファン獲得に思いをはせていた。

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