一山麻緒の記録は03年野口の大会記録と併記に
「大阪国際女子マラソン」(31日、長居公園)
東京五輪代表の一山麻緒(23)=ワコール=が大会記録の2時間21分11秒で初優勝を果たした。今大会は新型コロナウイルス感染拡大を受けて、大会史上初の周回コースで開催。海外招待選手がいない中で高速化を狙うため、男子の川内優輝(33)=あいおいニッセイ同和損保=らがペースメーカーを務めた。
大会事務局が、一山の記録2時間21分11秒の扱いについて説明した。今回は男子選手がペースメーカーを務めたことで男女混同レースとなるため、女子のみで開催された2003年に野口みずきがマークした2時間21分18秒も大会記録として残るとした。今後は一山と野口の記録が大会記録として併記されるという。