NBA渡辺雄太が2戦連続2桁得点 連敗阻止に貢献 自己最多3点P3本&3ブロック

 「NBA、ラプターズ115-102マジック」(31日、タンパ)

 ラプターズの渡辺雄太はベンチスタートで18分56秒プレーし、自己最多の3点シュート3本成功(成功率100%)を含む2試合連続2桁得点となる11点、1リバウンドをマーク。持ち味のディフェンスでは211センチのセンターを止めるなどして自己最多の3ブロック、1スティール。攻守で存在感を示し、チームの連敗を3で止めた。

 第1クオーター残り2分18秒からコートに立った渡辺は同1分に右コーナーから3点シュートをきっちり沈める。スターターだった第2クオーターは速攻からのドライビングレイアップに強烈なシュートチェックを受けたが、ファウルはコールされなかった。

 前半を58-44で折り返すと、第3クオーターは残り3分から起用され、終了間際にオフェンスリバウンドの後に得たフリースローを2本とも確実に成功させた。

 攻守で魅せたのは勝負どころの第4クオーターだ。開始早々、敵軍PGのアンソニーのドライブインをブロックすると、その2分後にはスティールを記録。同3分にはリング下で211センチのCブーチェビッチのシュートを完全に阻止し、この日3つ目のブロックショットで3連敗中のチームを盛り立てた。

 守備だけではない。残り8分24秒にドライブした味方SGラウリーのパスアウトをトップの位置右で受けて鮮やかなスリーを成功させて再び、リードを2桁台に広げる。同1分38秒にも3本目の3点シュートでネットを揺らし、3点シュート成功率100%で前戦29日のキングス戦で記録した12得点の自己ベストに迫る2桁得点をマークした。

 NBA3年目の渡辺は新天地で開幕から3試合連続でベンチを温めたが、昨年12月31日以降は17試合のうち14試合で途中出場。グリズリーズでプレーした過去2年同様、ツーウェイ契約ながらセカンドユニットの一員として安定した出場時間を得ている。

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