大相撲の時津風親方（元幕内時津海）が初場所中にマージャン店に通い、新型コロナウイルス感染対策ガイドライン違反を繰り返したことに関し、時津風部屋の大関正代（２９）が１日、言及した。この日、再開した朝稽古後、代表での電話取材に応じた。

　「とても残念に思いますけど。それはもう協会の方針に従うだけなんで。どんな結果であろうと協会の決定に従って頑張っていけたらなと」と話した。

　この日、稽古場に師匠・時津風親方も顔を見せたという。問題発覚後に師匠から、力士らが大部屋に集められ説明はあった。

　「一応その説明と言うか、そういうのは一応聞いてはいるんですけど。まあ謝罪込みの詳しい説明と言うか。とりあえず今はまだ処分は出てないですよね？だからそれが出るのを待っている状況だ、みたいな感じでしたけど」と語った。

　若い力士の動揺も心配される中、大関として部屋をまとめていくのも役割。「正直、今後どうなるか、まだ処分が出ていないので何とも、わからないですけど。とりあえずどういう処分でも、結局、僕たちがやることは変わらないかなと思っていて。１月場所もみんな結構成績がよかったので、みんな稽古以外でも自主的にトレーニングだったりとか、みんなで取り組んで来ているので、その結果はわからないですけど、いい方向に流れは来ているので。変わりないとは思うんですけどね」と、今は部屋全員、やるべきことに集中する。