男子テニスの団体戦、ATPカップに出場する日本のエース錦織圭が1日、会場のメルボルンで記者会見した。新型コロナウイルス感染防止の隔離措置が明け、1月30日に屋外練習を再開し「ホテルの室内でも壁打ちをしていたので感覚は失っていない。ただ、練習の翌日は筋肉痛が出た」と今季初戦へ不安を口にした。1次リーグD組の日本は3日にロシアとの初戦に臨む。
右肩故障明けの錦織は全豪オープン(8日開幕)を見据え、拠点の米国で順調に練習を積めていた。メルボルン入りしたチャーター機の同乗者に感染者が出たことで外出禁止の厳しい隔離となり「ショックは大きかった」と打ち明けた。