大関朝乃山、春場所へ稽古再開 平幕優勝に自らを鼓舞

 大相撲の大関朝乃山が1日、東京都墨田区の高砂部屋で3月の春場所に向けて稽古を再開し、四股やすり足、ぶつかり稽古で汗を流した。

 初のかど番で臨んだ初場所を11勝4敗で乗り切ったものの、平幕の大栄翔に初優勝を許した。報道陣の電話取材に「番付の意味がなくなる。優勝して当たり前と思われるので、結果を残さないといけない」と厳しい言葉で自らを鼓舞した。

 新型コロナウイルスの影響で、春場所の開催地が近大時代に過ごした大阪から東京へ変更になった。「第二の故郷でもあるので、やりたかった。その分、国技館でしっかり自分の相撲、姿を見せられれば、お客さんも喜ぶと思う」と話した。

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