バスケ男子日本代表はスペイン、アルゼンチンと同組 東京五輪1次リーグ
国際バスケットボール連盟(FIBA)は2日、スイスのミーで東京五輪のバスケットボール、1次リーグの組み合わせ抽選を行った。世界ランク41位で、1976年モントリオール五輪以来45年ぶりに出場する男子日本代表は、同2位で19年世界選手権優勝のスペイン、同大会準優勝で世界ランク4位のアルゼンチンらと同じC組に入った。
1次リーグは男女とも12チームが3組に分かれ、各組2位までと3位のうち2チームが準々決勝に進む。
オンラインで取材に応じたフリオ・ラマスHC(56)は「世界選手権決勝を戦った2チームと対戦するチャンスを得られたのはありがたい。気持ちは高ぶっている」と興奮気味。母国アルゼンチンと対戦するが「結果を残すのが自分にとって一番大事」と語った。
日本はNBAウィザーズの八村塁(22)が台頭。ラプターズとツーウェー契約を結ぶ渡辺雄太(26)も着実に評価を高めている。「まずは1勝だが、歴史を変えるのが目標であり挑戦」とラマスHC。「目標へ向かって走りだすために、まずいい準備をしないといけない」。夏の大舞台で日本バスケ界の新たな歴史を刻むべく、周到な準備を重ねる。