森喜朗会長、JOC女性理事積極採用で持論「女性がたくさんの理事会は時間かかる」

 日本オリンピック委員会(JOC)は3日、東京都内で評議員会を開き、JOCの役員選考が見直されることを報告した。

 女性理事を積極採用できるように40%以上の登用を目標とするなど、改訂内容が説明された。これを受け、東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(83)は「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかります」と発言。「女性は競争意識が強い。誰か1人が手を挙げて言われると自分もやらなきゃいけないと思うんでしょうね。みんな発言されるんです」と持論を展開した。

 さらに「あまり言うと、新聞に漏れると、悪口言ったことになります」としつつも、「女性を歓迎していく場合は、発言時間もあるけれど、規制をしとかないとなかなか終わらない」と続けた。

 組織委員会については「女性が7人ぐらいおられますが、みんなわきまえておられる」と評価。「競技団体からのご出身で国際的に大きな場所を踏んでおられる方ばかりです。ですからお話も的を射たお話をされてやってくれます」とうなずいた。

 東京五輪については、「五輪はどんなことがあってもやります」と改めて宣言。「あまり具体的なことは言えないんですが、無観客ということも当然想定しながらいくつかのシミュレーションをしております」と説明した。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス