時津風親方夫人を聞き取り 相撲協会、コンプラ委の調査開始
大相撲の時津風親方(元幕内時津海)が1月の初場所中にマージャン店へ行くなど日本相撲協会の新型コロナウイルス感染対策のガイドラインに違反した問題で、協会コンプライアンス委員会(青沼隆之委員長=元名古屋高検検事長)の調査が3日に始まり、同親方夫人の聞き取りが実施された。場所中の親方の外出行動に対する事実確認とみられる。
聞き取りは東京都内で行われ、2時間程度に及んだ。青沼委員長は「何も話せることはありません」にとどめた。親方本人の聴取は後日実施される。
委員会は調査終了後に処分意見を八角理事長(元横綱北勝海)に答申。2月中の臨時理事会で処分が最終決定する。厳罰は必至とみられ、関係者によると時津風親方は協会を退職する意向を固めている。