八村塁、今季最高の出来 高確率で決めた24得点!奮闘も実らず…ウィザーズ敗れる
「NBA、ウィザーズ121-132トレイルブレーザーズ」(2日、ワシントン)
ウィザーズの八村塁(22)は本拠地ワシントンでのトレイルブレーザーズ戦に先発して34分0秒プレーし、今季最多の24得点、5リバウンド、1アシストだった。新型コロナウイルスの感染防止規定から復帰後、3試合目の出場。チームは121-132で敗れ、4勝13敗となった。ラプターズの渡辺雄太は敵地でのマジック戦に11分5秒出場して、2得点、1リバウンドだった。チームは123-108で勝った。
八村は今季最高の出来だった。昨季はなかなか活躍できなかった第4クオーターに3点シュート3本を含む11得点。試合を通じてフィールドゴール12本中10本と高確率で決めた。復帰3戦目で輝きを取り戻し、ブルックス監督は「試合に入り込み、自信も戻ってきたと思う」と評価した。
今季は流行性角結膜炎で開幕に間に合わず、ようやく戦列に戻ったところで新型コロナ感染防止規定の対象となり、2週間以上試合から遠ざかった。中1、2日で戦うリズムを確立できず「(流れが)途切れてしまったので、集中するのは難しい」とこぼしていた。復帰後、2試合連続で居残り練習を敢行するなど必死の取り組みが実った。
ただチームは敗れ、八村の奮闘も実らなかった。監督は「試合中ずっと追いかける展開が続いてしまった」と肩を落とした。