19歳の佐藤翔馬が男子100m平泳ぎ優勝「今後につながる」渡辺との接戦制す

男子100メートル平泳ぎ決勝を終えた渡辺一平(左)と佐藤翔馬=東京アクアティクスセンター(撮影・堀内翔)
男子100メートル平泳ぎ決勝 優勝を決めてガッツポーズをする佐藤翔馬=東京アクアティクスセンター(撮影・堀内翔)
男子100メートル平泳ぎ予選全体3位で決勝に進出した佐藤翔馬=東京アクアティクスセンター(撮影・堀内翔)
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 「競泳・ジャパンオープン」(4日、東京アクアティクスセンター)

 男子100メートル平泳ぎ決勝が行われ、19歳の佐藤翔馬(東京SC)が59秒67で優勝した。

 序盤から激戦となったが、佐藤はラスト25メートルから追い上げ最後は逃げ切った。隣レーンを泳いだライバル・渡辺一平(トヨタ自動車)との接戦を制し、ゴール後には笑顔でガッツポーズ。「やっぱりジャパンオープンなので、全日本で優勝できたのは、自分の中ではうれしかった。今後につながるいいレースだった」と充実の表情で振り返った。

 主戦場とする最終日の200メートル平泳ぎでも同種目日本記録保持者の渡辺との激戦が予想される。1月末の北島康介杯で2分6秒78の自己ベストを出すなど勢いに乗る佐藤は、「(渡辺)一平さんは6秒台を出すといっているけど、僕的には前回6秒台が出た。隣を気にせず自分の泳ぎを最後まですることを意識してやれば6秒台は出ると思う。勝てたら良いけど、本番は4月(の東京五輪代表選考会)と7月のオリンピックなので、そこで勝てるように今は自分の泳ぎを作っていきたい」と話した。

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