「競泳・ジャパンオープン」（６日、東京アクアティクスセンター）

　男子２００メートル個人メドレー決勝が行われ、不振から完全復活を目指す萩野公介（２６）＝ブリヂストン＝が１分５８秒１４で優勝した。

　４日の４００メートルで６位に終わった萩野は１日で泳ぎを修正。１種目目のバタフライを２位で終え、続く背泳ぎでトップに立つとそのまま逃げ切りフィニッシュした。場内インタビューでは「改善点はあると思うけど、集中して泳げたので三重マルくらいだと思う」と自身の泳ぎを評価した。

　また、隣のレーンで泳いだ瀬戸大也（ＴＥＡＭ　ＤＡＩＹＡ）とはゴール後にグータッチを交わし、「率直に隣で泳げてうれしかった」と萩野。４００メートル、２００メートル個人メドレーですでに代表内定が決まっている瀬戸とともに五輪の大舞台でも「一緒にまた泳げるように頑張っていきたい」と話した。