正代 時津風部屋は「だいぶ落ち着いていますよ」師匠の騒動も春場所へ平常心

若い衆のぶつかり稽古に胸を出す正代(右)=日本相撲協会提供
若い衆のぶつかり稽古に胸を出す正代(左)=日本相撲協会提供
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 大相撲の大関正代(29)=時津風=が8日、都内の部屋で稽古し、基礎運動などで汗を流した。師匠・時津風親方(元幕内時津海)が初場所中、マージャン店に通い、新型コロナウイルス感染予防ガイドライン違反を繰り返したことが発覚。騒動となったが、「だいぶ落ち着いていますよ」と、今は部屋一丸、稽古に集中している。

 師匠も稽古場に姿を見せているという。2月中にも処分が協議される見通し。正代は「いろいろこれからどうなるか分からないけど、とりあえず結果が出るまで。いつも通り、今までやってきたことをこれからも続けていって、結果を残していくだけですかね」と、前だけを見据えた。

 春場所(3月14日初日、東京・両国国技館)は両横綱白鵬(宮城野)、鶴竜(陸奥)も復帰を目指し、上位がそろった中で真価も問われる。「とりあえず今まで通り、きっちり体を作って良いコンディションで場所を迎えられたら後はなるようになるんじゃないですかね。その時の自分に任せます」と自然体。

 久々の横綱戦で大関として存在感を見せたいところ。「楽しみではないですけど、とりあえずやれるだけのことはやっていきたい」と意気込んだ。

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