村上右磨が「国内最高」更新に自信 スピード全日本距離別11日開幕へ

 「スピードスケート・全日本選抜」(11日開幕、エムウェーブ)

 公式練習が10日に行われた。男子短距離を引っ張る村上右磨(28)=高堂建設=と新浜立也(24)=高崎健康福祉大職=も調整。両者とも11日の500メートルに出場予定だ。

 昨年12月の全日本選手権を34秒47の国内最高で制した村上は「自信を持って滑れる」と手応え十分。「来年の五輪と同じ時期に行われるので、自分の中では五輪をどう戦うか、試す1つのレースと思っている」とし、目標は国内最高を大幅に更新する「34秒2台」と宣言。「今回は大幅にリンクレコードを更新して、国内最高を出して、34秒2台にどれだけ近づけるかのチャレンジ。見ている方がワクワクするようなレースをしたい」と力強く掲げた。

 一方の新浜は、調整にやや不安を感じているといい「なんとかこの大会に間に合うことができた」と控えめ。それでも「ここが五輪だと想定して調整してきた」とし「自分らしい滑りをして、最高の成績で終わりたい」と話した。

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