NBA渡辺雄太、左足首捻挫でウィザーズ戦欠場 監督明言 八村との日本人対決実現ならず

 渡辺雄太
ラプターズ戦で攻め込むウィザーズの八村(左)=ワシントン(NBAE提供・ゲッティ=共同)
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 「NBA、ウィザーズ-ラプターズ」(10日、ワシントン)

 ラプターズのニック・ナース監督は試合前の会見で渡辺雄太が左足首捻挫のため出場しないことを明らかにした。

 NBA3年目の渡辺はグリズリーズでプレーした昨シーズンに八村塁が所属するウィザーズ戦2試合に出場。史上初の日本人対決となった19年12月14日の試合後には八村と互いのユニホームを交換するなど、歴史的一戦となった。

 今季の渡辺はツーウェイ契約ながらセカンドユニットの一員として出場時間を獲得。ここまで自己最多タイとなるシーズン18試合、過去2年を上回る1試合平均12・4分のプレーで、同最多の3・1得点、3・3リバウンド、0・5アシスト、0・6ブロックショットを記録。特に粘り強いディフェンスを高く評価されており、地元メディアは「来月にも本契約に切り替わる可能性がある」と伝えている。

 前戦8日のグリズリーズ戦では途中出場で16分9秒プレーし、得点こそなかったが、3つのオフェンスリバウンドを含む今季最多タイの7リバウンド、1アシスト、1スティールをマーク。最終第4クオーターは残り6分までコートに立ち、勝利に貢献した。

 ナース監督はこの日、渡辺が前日の練習中に左足首を捻挫したことを明かした。「選手のコンディショニング、リハビリを兼ねた少数のシュート練習で足首を捻った。そこまで酷い状態ではなかったので今日の試合で出られることを願っていたが、今朝起きた時に患部の腫れがひどかったので欠場を決めた」と説明した。

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