時津風親方処分、22日に協議 内容にかかわらず退職する意向
1月の大相撲初場所中にマージャン店へ行くなど日本相撲協会の新型コロナウイルス感染対策のガイドラインに違反した時津風親方(元幕内時津海)に関し、処分を協議する臨時理事会が22日に開かれることになった。芝田山広報部長(元横綱大乃国)が12日、明らかにした。2度目の違反で厳罰は必至とみられる。
協会コンプライアンス委員会(青沼隆之委員長=元名古屋高検検事長)が調査を進めており、理事会を前に処分意見を検討し、八角理事長(元横綱北勝海)へ答申する。
時津風親方は大関正代らが所属する時津風部屋の師匠。関係者によると、処分の内容にかかわらず退職する意向を固めており、部屋を間垣親方(元幕内土佐豊)が継ぐことが有力視されている。